研究の進め方(1)【選び方・進め方】

宿題「自由研究」の進め方について(1)

自由研究を開始する前に、まず下の3つのことについて、しっかりと予習しておく必要があります。 面倒かもしれませんが、自分が満足する自由研究をするためには大切なことですので、しっかりと頭に入れておきましょう!

そのテーマは自分の力でできるの?

それは、「その自由研究がほんとうに自分でできるかどうか」ということです。

たとえば自由研究のテーマを「土星の環がどのような仕組みでできているかを調査する」というものだったとします。しかし、これは大変難しいテーマといえるでしょう。なんせ世界の科学者が最新の機械を使っても、まだ多くの謎が残されていて解明に至っていません。したがって、テーマの内容としては面白いのですが、進めて行くには難しいことが多すぎてしまうのです。なので、選んだ自由研究のテーマが自分の力でできるかどうかを、ちゃんと考えてみて下さい。

記録(メモ)するためにノートを用意しよう

自分で進めていくことの出来る自由研究のテーマが決まりましたら、いよいよ研究に入ります。では、最初に何から始めたらよいでしょうか。そのためにはノートを用意する必要があります。このノートはドンナものでもかまいません。なければチラシの裏でもいいです。このノートは自由研究を進めていくときに、実験データを書いたり、観察記録をメモしたり、研究していて気づいた点や発見したことなどを書くときに必要なのです。

宿題「自由研究」が終わったらまとめよう

時間をかけて終わった自由研究。しかし、どのような立派な自由研究でも「まとめ方」が悪いと失敗になってしまいます。まとめるのは難しいことですが、できるだけわかりやすく「まとめ方」を解説しています。順番通り行っていくと誰もがわかりやすいレポートになります!

1.自由研究の目的を決めよう

ノートが用意できたら、最初にこの自由研究で「自分が何を知りたいのか」を明確にし、それを書いてみましょう。自分が何を知りたいのかを決めることは、自由研究の進める方向を見失わないためにも必要なことなのです。これを一般的に「自由研究の目的」と呼びます。

2.自由研究の方法を決めよう

自由研究の目的が決定したら、その目的を達成するためにはどのような実験や観察をしていくとよいかを考えます。これを一般的に「自由研究の方法」と呼びます。自由研究の方法を考えるときは、実験や観察に使用する道具や材料などをノートに書いておくようにしましょう。

3.実験・観察の開始

自由研究の方法が決まり、道具や材料もきちんと揃えることが出来たら、いよいよ実験・観察の開始です。実験や観察をする前に注意しておくことを言っておきましょう。「1〜2回の実験で終了したり、ほんの少しだけの観察で終了したりしないこと」です。”研究”とは「じっくり粘り強く行うもの」です。1回、2回の実験やちょっとだけの観察では不十分な結果で終わってしまう場合が多いのです。

4.実験データの記録と写真撮影

実験や観察をしているときは、気づいたことやデータなどは用意したノートにしっかりとメモしていきましょう。できれば後から見てもきちんとわかるようにまとめることをオススメします。

自由研究を華やかなものにするためには、デジカメで写真撮影したりするとよいでしょう。実験の様子や観察できることを、ノートでメモしていく感覚で写真に残しておくと、レポート作成時にも大変役立ちます。また、植物の観察などではスケッチもよいでしょう。

デジカメ活用法について

もしデジカメを上手に使用できないのであれば親などに手伝ってもらうと良いです。写真を撮るときは対象物にできるだけカメラを近づけて撮るようにしましょう。集合写真のように距離をとって撮影すると遠すぎてよくわからなくなってしまいます。ただし、近づけすぎるとピンぼけになってしまいますので加減に注意して下さい。

5.記録データの整理をしよう

このように実験や観察によって、多くのデータが手元に用意されたと思います。どんな小さな記録でも自分が導き出した結果ですから大事なものだと言うことを忘れないで下さいね。しかし、記録が多すぎても逆に困ってしまうことになります。そこで、「自由研究の目的」を思い出しながら、たくさんある記録を整理しましょう。「必要なものと」と「今回は必要ないもの」とに分けていきます。

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ここまで終えると自由研究の大部分は終了したということになります。自由研究を進めてみると、自分が思っていたように進まなかったり、望まない結果が出ることもあるでしょう。そのようなときに、どのようにしたらよいかを次のページで少し紹介したいと思います。