宿題「自由研究」テーマの選び方・探し方(3)
学校に行って探してみよう
毎日通っている学校にも実は自由研究のテーマを見つけるヒントがたくさんあります。皆さんが頑張って勉強している教室にももちろんあります。
席替えからわかること
学期の始まりに「席替え」を行うところも多いのではないでしょうか。そのときのことを思いだしてみて下さい。寒い冬のときは温かい南側、暑い夏は涼しい北側がいいなと思ったことありませんか。また、席が前側になるとチョークの粉が飛んでくるから嫌に感じたり、端になると黒板が光で反射して文字が見えづらくなるから嫌だと感じたり……などなど。
このように決して広くはない教室の中でも、場所によってこんなに条件が違ってくるのです。そこで、たとえば南側と北側では何℃違うのか、チョークの粉はどの席まで飛んでくるのか、黒板が見えづらい席はどこまでなのだろうか、など調査してみると面白いと思いませんか?
そして調査が終わったら、どうしてそのようになるのかを少し時間を掛けて考えてみるとよいでしょう。改善策が見つかったら教室のみんなのヒーローになることも夢ではないかもしれません。
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教室以外では廊下や体育館などにも面白いことがあると思います。夏休みや冬休みに入る前に学校内を歩いているときは、「何か面白そうなことはないかな」と思っていると見つけやすいかもしれませんね。
両親・親戚・近所の人・友人など、色んな人に聞いてみよう
様々な知識を持っていると思われる大人でも疑問に思うことはたくさん持っています。お父さんやお母さん、お兄ちゃんやお姉ちゃん、近所のおじさんやおばさん、親戚の子供たち、おじいちゃんやおばあちゃんなど、そういった人たちから「何か不思議に思っていることありませんか?」と聞いてみると、思いがけない自由研究のテーマが見つかるかもしれません。たとえば古くから伝わる昔話、暮らしの中で見つけた便利な工夫など、こうしたお話しの中から自由研究のテーマのヒントがいっぱい詰まっているのです。
家の中にも、もちろんあるよ
「自由研究のテーマの選び方(1)」の「外出してみましょう」では”家の中にいても見つからない””と書きましたが、ここまで読んでくれた人もうすうす気づいているかと思います。そうです、自由研究のテーマは「どこにでも」あるのです。家の中も例外ではありません。
台所からテーマのヒントを見つける
たとえば、料理や洗い物をする「台所」。みなさんは「茶柱」をご存知ですか? 食べ終わった後に、お茶が飲むと、コップ(湯飲み)に、お茶の葉の中にあった葉柄のところが、まるで柱のように真っ直ぐ浮くことから「茶柱」と呼ばれています。
しかし、葉柄がいつもそうなるわけではありません。そこで、どうして葉柄が茶柱として立ちやすいのかを調査してみると面白いと思います。
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他にも「どうしてカビが生えてくるのか」を研究してみると面白いでしょう。食べなかったお餅を使ってカビができるまでを観察してみましょう。また、昆布を湯に浸けるときれいな緑色になりますが、お湯の温度によって、どのように色がつくのかを調査するのもよいでしょう。
終わりに
3ページにわたって自由研究のテーマの選び方・探し方のアドバイスを紹介してきましたが、一番良い方法というのはありません。どのような方法でも自分にあったものであれば自然に見つかるはずです。一番大切なことは「何か面白そうなことはないかな」と常に思っていることです。そして、様々なものを見たり聞いたりすることです。
自分から積極的に行動しなくては自由研究のテーマは見つかりません。テーマは向こうからやってきませんからね。ひとりで難しかったらお友達や両親と一緒に探してみましょう。大切なことは自分から見つけようと努力することなのです。
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